夜のベレンからの出航 10話
夜の6時に船の出港だ。 不思議と不安はない。 これから、船の上で5日間暮らさなければいけないのに、なんでかうきうきしてくる。昔からアマゾンの船旅は、オレの憧れみたいな物で、本とかでもいっぱい見て知っていたからであろう。その光景はほとんど本に載ってるものと変わりはない。しかし、僕は、現実にい今、ここにいて、船に乗り込もうとしている。チケット売りのおやじが近づいてきてなにやら話している。飛び飛びしかわからない。 船を変えてくれと行っている。指を指す方向を見るとワンランク下の、船のようだ。 ほーう・・・・上等じゃん。
オレはこっちのボロ船がお似合いだと、オレのテンションは、上がりまくっていた。これは、試練だ!この船に乗っていきもまれて、オレはマナウスに行き着く事ができるんだろう。 おじさんいいよ!その話乗った。彼はまんまと騙されたなという顔をしているように見えた。
「ありがとう日本人」「こちらこそ試練を与えてくれてありがとう」
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